Summary
急いで授業をオンライン化せよ: 何をすべきか、そしてどこから始めるべきか
1. 今後、数週間の課題を確認する
- 学生が必要な指示や資料がオンラインでアクセスできるか?
- 課題の提出方法が明確か? 締め切りは更新されているか?
2. 学生へのフィードバックを確認する
- 通常授業で行うことをどのようにして実践できるかを考える
- 小さな課題と大きめの課題の両方について考える
- フィードバックに授業時間を割いていなければ、機会を増やすチャンス。
3. 授業目標を再定義する, 授業内容を再考する
- より高い、目標志向で考える
- 具体的な内容で説明できるようにする ("講義, 小テスト, ディスカッション" ではなく)
- 授業設計を行う際の同期・非同期の選択の指針になる
4. 試験をどうするか決める
- 試験官に依存しにくいものに置き換えるなどを検討
- オンライン試験官の導入という選択もあるが懸念もある
5. 教材の検討
- デジタル化されていない教材のデジタル化、アクセス可能にする
6. 学生とコミュニケーションを取る
- まず何をすべきか
- 授業の目的、得られること
- 学生が行うべきこと
- 教材等へのアクセス方法
- 多様なコミュニケーション方法を提供する
Reference
The Chronicle of Higher Education - 2020-03-09 - Going Online in a Hurry: What to Do and Where to Start
https://www.chronicle.com/article/Going-Online-in-a-Hurry-What/248207
via
鈴木 克明, "無理はしないで同じ形を目指さないこと: 平時に戻るまでの遠隔授業のデザイン", 4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム, 国立情報学研究所 大学の情報環境のあり方検討会, 2020年4月17日オンライン開催
https://www.nii.ac.jp/news/2020/0325.html#04
https://www.nii.ac.jp/news/upload/20200417-9_Suzuki.pdf
https://www.youtube.com/watch?v=v_Wrmnbgaoo