古代
古代の人はエーテルというものを 1 つの元素として考えていた.
近代
オランダのホイヘンスが,光は波動として伝わり,それを伝える媒質をエーテルだと考えた.
19 世紀半ば過ぎに,マックスウェルによって確立された電磁気学によって,光は電磁波であると予言された.
マックスウェルの予言の 20 年後にヘルツによって電磁波が検出され,エーテルの存在が動かしがたいものになった.
当時,エーテルは光(電磁波)を伝播する以外に何の影響も及ぼさないという奇妙な性質を持っていると考えられていた.
地球が宇宙の中を動いているということは,地球は宇宙に満たされているエーテルの中を移動している
つまり,エーテルの風が存在するはずだと考えられ,エーテルの風を検出する実験が試みられたが,エーテルの風は検出されなかった.
エーテルの存在の否定
アインシュタインは当初エーテルの存在を信じていたが,光速度がどのように測定しても不変であることから,エーテルの存在の否定をはじめた.
絶対静止のエーテルの存在は,否定されたが,光の伝播媒質としてのエーテルの存在は否定されていない.
Reference
ほしのかけら - 用語集 - エーテル
http://www1.odn.ne.jp/jsbach/yougo/a/ether.html