Summary
TimeMachine で仮想ディスクをバックアップすると、仮想ディスクを一部変更しただけでバックアップし直しになる。
バックアップの時間がかかるし、TimeMachineのディスク使用効率が悪い。
sparsebundle ファイルを利用すれば、
サイズが大きいファイルを小さなブロック単位で扱えるようになるので、
仮想ディスクの差分バックアップが取れるようになる。
バックアップの時間短縮になるし、TimeMachineのディスク使用効率が良くなる。
sparsebundle ファイルの作成
Disk Utility.app で Blank Imageを作成する。Image Format で sparse bundle disk image を指定して sparsebundle ファイルを作成。
作成した sparsebundle ファイルをマウントする。
/Volume/XXXXX に仮想ディスクファイルをコピー。
VirtualBoxのVirtual Media Managerで仮想ディスクファイルをRelease, Remove
UUIDが重複している旨のエラーが発生するため、VirtualBoxのVirtual Media Managerで仮想ディスクファイルをRelease, Removeする。
仮想マシンの Setting... -> Storage から HDDをマウントし直し。
動作確認と元ファイル削除
sparsebundle 側の仮想ディスクで仮想マシンが動作することを確認し、元の仮想ディスクファイルを削除
sparsebundleファイルをコンパクトにする
実使用容量と sparsebundleファイルのサイズに差がでてきたら、hdiutil を使ってコンパクトにする。
hdiutil compact TARGET.sparsebundle
VirtualBoxの仮想ディスクを圧縮する[2015-08-26-3] と合わせ技
SDelete.exe, または dd で0埋めしてからVBoxManage modifyhd list
VBoxManage modifyhd PATH/TO/TARGET.vdi --compact
hdiutil eject /dev/diskXsX
hdiutil compact PATH/TO/TARGET.sparsebundle
Reference
404 Blog Not Found - 2011-07-07 - Sparse Bundle Image ノススメhttp://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51704256.html
Macな小心者のタウンロード - 2012-04-24 - dmgファイルについてのまとめと、「.sparseimage」と「.sparsebundle」について
http://ipodtouchmtb.blogspot.jp/2012/04/dmgdmgsparseimagesparsebundle.html