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日々のメモ

Google Analytics で滞在時間を考慮した直帰率を計測する方法

Summary

Google Analyticsの直帰率は、1ページだけを見てサイトを離脱したユーザーの割合を表す。
しかし、直帰には2通りあり、ネガティブな直帰、ポジティブな直帰がある。
これを「直帰率」という一つの指標で計測するのは無理がある。

ネガティブな直帰とは、以下のような理由で離脱する場合。
  - 目的に合ったページではない
  - 目的に合ったサイトではない
  - キーワードの同音異義語についての情報であった場合

ポジティブな直帰には、以下のような理由で離脱する場合。
  - RSSや検索エンジンから、直接問題解決できるページに到達した場合

ネガティブな直帰とポジティブな直帰には、
滞在時間に差があるだろう、との仮説から、
Google Analytics に滞在時間を考慮した直帰率を記録する。

Google Analytics用の記述

10秒 (10000ミリ秒) を超えて滞在した場合には直帰にカウントせず、 "Over 10 seconds" イベントとしてトラッキングを行う。
10秒以下で離脱した場合には、 "NoBounce" イベントとしてトラッキングを行う。
(これらのラベルは自由に変更して良い。)

1行追加する。
setTimeout('pageTracker._trackEvent(\'NoBounce\', \'NoBounce\', \'Over 10 seconds\')',10000);


具体的には以下のようになる。
var gaJsHost = (("https:" == document.location.protocol) ? "https://ssl." : "http://www.");
document.write(unescape("%3Cscript src='" + gaJsHost + "google-analytics.com/ga.js' type='text/javascript'%3E%3C/script%3E"));
</script>
<script type="text/javascript">
try {
    var pageTracker = _gat._getTracker("UA-xxxxxx-xx");
    pageTracker._trackPageview();
    setTimeout('pageTracker._trackEvent(\'NoBounce\', \'NoBounce\', \'Over 10 seconds\')',10000);
} catch(err) {}


Reference

Real Bounce Rate in Google Analytics | PadiCode
http://padicode.com/blog/analytics/the-real-bounce-rate/

via

Google Analyticsで本当の直帰率を計測する方法 | 海外SEO情報ブログ・メルマガ
http://www.suzukikenichi.com/blog/the-way-to-measure-real-bounce-rate-in-google-analytics/