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日々のメモ

ホタルの光

Summary

発光物質ホタルルシフェリンが,
ATP(アデノシン三リン酸)のエネルギーと,発光酵素ホタルルシフェラーゼの働きによって,
化学反応を起こして発光する.

発光物質ルシフェリンは化学合成で大量生産が可能だが,
発光酵素のルシフェラーゼは発光生物から取り出すしかない.

キッコーマン社が,ゲンジボタルからルシフェラーゼの遺伝子のコピーを抽出し,大腸菌の遺伝子に組み込んだ.
この大腸菌は遺伝子組み換えによって,ルシフェラーゼが生産できる大腸菌となった.
大腸菌は1日で30万倍に増えるため,ルシフェラーゼが大量生産できるようになった.

また,ATPはあらゆる生物に含まれ,ATPがあることは生物が存在していることの証拠となる.
ルシフェラーゼが発光にATPが必要な性質を利用し,
現在では,ルシフェラーゼは衛生検査など多方面で使われるようになっている.

シャンパンタワーに応用

キッコーマンバイオ関連商品 - ホタライト
http://www.kikkoman.co.jp/bio/j/hotaraito/hotaraito_index.html

Reference

月のホタル
http://www.afftis.or.jp/konchu/mushi/mushi57.htm

キッコーマン・グループ 環境保全活動 ケース・ファイル
http://www.kikkoman.co.jp/kankyou/katsudo/4_3.html

キッコーマンバイオ関連商品 - ルミテスター
http://www.kikkoman.co.jp/bio/j/eisei/senjou.html#lm